2018.03.12 Update
まちの隠れた資源発掘プロジェクトin洋光台 レポート
2018年3月10日(土)、「洋光台次世代スタイルワーキング」の運営報告会である「これからのライフスタイルを考えるin洋光台」において、スマートシティ企画株式会社とPoD株式会社の共催による「まちの隠れた資源発掘プロジェクト」の一日イベントが実施されました。
~洋光台スタイルワーキングとは~
2011年より洋光台団地の再整備を核に、UR都市機構、自治会、横浜市、神奈川県等の地元関係者が連携し地域全体の活性化を図ってきた「ルネッサンスin 洋光台」プロジェクトの一環として、産官学連携して、郊外団地の次世代ライフスタイルを導く提案、取り組みを行っています。(メンバー:首都大学東京小泉研究室、横浜国立大学建築環境工学研究室、東京ガス株式会社、国際航業株式会社、エンコアードジャパン株式会社、スマートシティ企画株式会社、PoD 株式会社、凸版印刷株式会社、横浜市、独立行政法人都市再生機構)
まちの隠れた資源発掘プロジェクトとは?
「得意なコト」「使われていないモノ」といった”隠れた資源”を地域内で活用(シェアリング)し、地域のために役立てようとするプロジェクトです。
会場となった洋光台北団地集会所にはもともと寄付された卓球台とピアノが置いてあり、3/10(土)はそれらを実際に活用してのイベント開催となりました。
第1部:団地とひとをつなぐピンポンラリー
~使われていない卓球台×卓球スキル×集会所=卓球体験~
卓球のルーツや実際のルールなどを教えてもらったあとは、早速卓球体験へ。卓球経験の豊富な先生方の高速サーブを体験したり、参加者全員でラリーを15回続けてみたりし、プレーが決まると自然と皆さんから歓声があがりました。ワンポイントレッスンでは、先生から頂いたプチアドバイスを押さえるだけで、それまでよりも皆さん格段にラリーが長く続くようになりました。最後は先生方による圧巻の高速ラリーで締めくくりました。
第2部:団地に広がるハーモニー
~使われていないピアノ×ピアノスキル×集会所=ピアノ体験~
ピアノの先生が今日の日ために編曲してくださったディズニーメドレーのプレゼントと、曲当てクイズで、楽しくイベントスタート。まずはピアノの音に着目し、ピアノのふたを開けて、普段は見ることのない細かい部品だらけの中身を見たり、ペダルによる音の違いを楽しみました。先生の本格ピアノ演奏に酔いしれたあとは、参加者リクエストにより伴奏と歌で一時コラボレーションするなど、参加者が一体となってイベントに参加しました。
今後も様々な地域でプロジェクト展開予定
このプロジェクトで、地域の住民とその地域に隠れている「得意なコト」「使われていないモノ」の持ち主とがつながることにより、
お金がまわる新たなコミュニティが形成されることが期待されます。PoD株式会社は今後も団地に限らず、様々な地域や空きスペース、
空いた時間を使いながらこのプロジェクトを展開していく予定です。